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ルトコフコーチより

全日本はすごかったけどまだ録画を一部しか見ていないので後回し。

ルトコフコーチがご自身のスケートクラブのサイトにアドリアンとの師弟解消について書かれていた文章を訳してみました。
露→瑞訳で掲載されていて、さらに→英→日訳となりましたが大筋はたぶん間違ってないかと…
そもそも12月14日掲載で、既に2chでも内容紹介された方がいらしたので今更ですが、騒動の締めくくり(?)としてやっぱコーチの話も書いておきたいなあと思ったもので。

http://www5.idrottonline.se/IsdalaKonstakningsklubb-Konstakning/Tranare/EvgueniLoutkov/EvgueniLoutkovomavslutatsamarbetemedAdrianSchultheiss/


このたび、忘れる事のできない7年間を共に歩んだアドリアンとの師弟関係を解消した。シーズン途中で急なことだったので、ここで少し話をする必要があると思う。

アドリアンがスケートアメリカに参加するため我々はポートランドにいた。SP前夜にホテルの部屋に一人でいるとき、私は気分が悪くなりだんだん意識が薄れていった。そのため救急車で病院へ搬送され、軽度の脳卒中と高血圧が原因と診断された。
当然練習をみる事はできず、アドリアンは私に何が起こったかも知らないまま一人でSPを闘うこととなった。辛い状況にもかかわらず善戦した彼を誇りに思う。翌日は、自己責任で医者の診断を押し切って、アドリアンをサポートするため病院を後にした。
私はこれまでこのような健康問題に直面した事がなく、また突然の事で動揺を抑える事ができなかった。そんな時に支えてくれたスウェーデンの皆さんには大変感謝している。
この事件で、スウェーデントップ選手の専任コーチという役目をどれだけこなしていけるのかについて考えさせられた。私はアドリアンのコーチングなどを2週間休んで、自分のクラブの選手が出る競技会やフィンランドでの指導を行った。それらは大変心地よく満足のいくもので、少年少女たちにより高度なフィギュアスケートの指導をすることに喜びを感じた。またアドリアンとの師弟関係についてもじっくり時間を割いて考えてみた。

私たちは7年間に多くの経験をした。
・2008年ヨーテボリ開催の世界選手権で重要な役割を果たす
・2010年バンクーバー五輪でアドリアンがスウェーデンから唯一の出場スケーターとなり、北欧で初めて4回転を成功
・2010年トリノ世界選手権では、4回転と2つの3Aを入れたほぼ完璧な演技をし、9位に入る

もちろん、良いときも悪いときもあった。私はよく知られているようなロシア流のコーチで、それがメリットでありデメリットでもある。完璧主義者で全てを仕事に費やし、生徒にも同様にする事を要求する。それが一部の生徒には合わないものであるとはわかっているが、いい結果を出すための私のやり方なのだ。アドリアンの基本的な技術は非常に良く、我々が達成した結果には大変満足している。

パートナー関係にある者がお互いに信頼を失い人生において別々の目標に向かって進む事はよくあることだ。そして双方の利益のために関係を解消する。アドリアンと私は共に、冷静に落ち着いてそういう結論に達した。長い間共にやってきた事から良い思い出だけをとどめて、将来のお互いの幸運を祈って、別々の道を歩む。
コーチとして言わせてもらえば、アドリアンは今年も良いシーズンとするための条件を全て備えていると思う。私たちチームの作った新しいプログラムは充分競争力があり、衣装も良い。アドリアンがスケートに情熱を注いでいることはよく知っているし、彼の成功を心から祈りたい。



あとは、振付師の奥さんと衣装デザイナーの娘さんと共に自分のクラブで指導がんばるとか、未来のスウェーデンチームメンバーの開発に取り組むとか、できるだけ多くの子供達にフィギュアスケートの魅力を伝えたいというようなことが書かれてます。
ま、ほんのちょっと手前味噌と感じる所もなくはないけど(笑)少しほっこりしました。

体調に不安ができたので、遠方の試合に飛び回る選手のコーチを続けることが難しいと感じたのと、トップ選手に専念するより若い子たちに広く教える事を優先したかった、というのがすれ違いの大きな原因ということなんでしょうね。
ナショナルで他の子についてるの見たらアドリアンが辛い思いしないかなあなんて心配しましたが、たぶん杞憂だったんだと思います。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

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有難うございます

ルトコフさん側からのお話が聞けてすっきりしました。
本当のところは藪の中、結局当人にしかわからないのでしょうけど。

いろいろあったんだと思いますが、アドリアンがここまでこれた背後にはやはりルトコフ・コーチの業績が大きいですよね。
これから心機一転、新次元に飛翔するシュルタイスを期待します。

いつもありがとうございます

わかりやすい訳でルトコフさんの
気持ちがよく伝わってきました。

健康面が大きな理由だったんですね。
このインタ、ウルウルきてしまいました。

ワールド、頑張るんだぞシュル太

これで一段落

>悦さん
そうですね、本人達でもきっと他の人に説明しようがない部分はあると思いますが、二人ともがそれを何とか言葉に変換して外部に語ってくれたのが嬉しかったです。

五輪後、公式にクワドを跳んだのはあれが初めてだったと聞いて、「なんてすごい選手!そして、そんなことをやらせるすごいコーチ!」と感激したことを思い出しました。
シュル太自身はまたびっくりするようなことをやらかしてくれるに違いないですし、ルトコフ門下からもびっくりするような子が出現するかもしれませんし、将来を楽しみにしています。

頑張るんだぞー

>グルリンコさん
ありがとうございます。
健康問題と、ルトコフコーチのやりたいことがはっきりしたという問題と、両方がぐるぐるしてたんだなあと思いました。
それがおそらく弟子にちゃんと伝わってなかったことは残念ではありますが…

ユーロとワールドはほんとがんばれ!体治せば大丈夫!

No title

アドリアンが昨シーズンを終えてスウェのトップ選手というだけでなく、ヨーロッパの有力選手となったことが色々な意味でルトコフコーチの重荷になったのかなぁ。。と思ったりしました。。

何はともあれいよいよシーズン後半。まずはユーロに向けて体調を元に戻すのが一番ですね、ちょっと痩せたというかやつれちゃってたので。。

ユーロでスウェスケート界にいいニュースをもたらして欲しいです!

Re: No title

>nanoさん
ルトコフコーチのこれまでの経歴は詳しくないですが、毎年GPSだのワールドだの飛び回るレベルの生徒ってアドリアンが初めてだったでしょうか。
そう思うと佐藤信夫コーチなんてタフですよね…

アドリアンほんと痩せちゃって心配です。
ごはん作る時間ないとか言ってないでしっかり食べてユーロまでに体力戻してねー

No title

訳ありがとうございます。
私も先に某所で知りましたが、文章で読んだ方がぐっと来ますね。

スケアメSPの時、"昔の教え"を思い出して独りでもやり遂げたシュル太はもちろんだけど
その教えを伝授したのは他でもないルトコフコーチでしたもんね。

国際大会ではニコニコお茶目な姿が殆どでしたけど
ナショナルのキスクラでは熱血指導で、これが本来の姿なのかもとも思いました
コーチのクラブでシュル太のように世界で活躍できるような教え子がたくさん育つといいですねー

Re: No title

>うきゃさん
ありがとうございます。

> スケアメSPの時、"昔の教え"を思い出して

このエピソードは今思ってもすごく切ないというか。
SP後の「何があったかわからなかったけど、コーチは僕がちゃんとすべることを望んでると思ったから」っていうコメントが余計に重みを増したように感じました。

ナショナルでの熱血指導はちょっと面白かったです。
あんなに身振り手振りで何かダメだししている姿なんて、他のコーチでもそんなに見られないですよねー
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はしるん

Author:はしるん
フィギュアスケート好きでゲーム好きの社会人です。twitterもやってます。

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2010/03月開設
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