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「あのサイプレス・ヒルが今やフィギュアスケート音楽って」

スポーツジャーナリストが記事を書くコーナーらしく、バンクーバーオリンピックについて社会問題からおみやげのデザインに至るまでいろんなことが書かれている中に、なぜかぽつんと彼の話題。
今回のフィギュアといえば採点基準や帝王復帰やいろいろ書くとこあるだろうに、そんなのほっといて彼の話題。
その着眼点が面白かったので適当だけど日本語訳までしてしまいました。
つっこみ所多いですが雰囲気で…

Cypress Hill is Now Figure-Skating Music



パシフィックコロシアムにてフィギュア男子シングルフリー、最初に演技を終えた5人は、まあ普通の音楽ばっかりだった。ゴッドファーザー、シルクドソレイユ、アランフェス協奏曲、Go Chango、パレルモ駅…って感じで。

が、6人目の選手はかなり異色なジャンルから曲を引っ張りだしてきた。
Trip-hop(Massive Attack「Teardrop」)
Electronica(Prodigy「Smack My B–tch Up」
←ビッチって伏せ字対象なんですね
Rock(Van Halen「Right Now」)
そして、Nasal hip-hop(Cypress Hill「Insane in the Brain」)

(たぶんヴァンヘイレンはなかったような。Electric Light Orchestraですよね)


B-Realが1993年にこの有名なstoner anthem(ジャンキー聖歌…とでも言えばいいのかしら)をリリースしたとき、アメリカで3度プラチナディスクに輝くことになるとは思わなかっただろう。
そして、17年後にバンクーバーオリンピックで21歳のスウェーデン選手アドリアン・シュルタイスのプログラムの真ん中で堂々と使われ、フィギュアスケートのスコアボードにそのタイトルを刻むことになるなんて全く予想していなかったはず。

シュルタイスは普通の曲と同様、この曲のインスト部分を使った。
(ラップ歌詞って文章にするとおかしくなるけど…例えば「俺の草(=マリファナ)をひったくりに来てみろよサツ野郎/ブタどもめ俺の家を吹き倒したいみたいだな」…こんなのオリンピックとしては当然アウト、でもカナダでマリファナのメッカと言われたバンクーバーではぴったりだったのかも)
彼が「Insane in the Brain」を選んだ理由はこうだ。

「(自分のプログラムと)同じテーマだと思って。クレイジーな奴になりたかったから、『あっ、こいつはヒップホップで踊るのが似合うかも』とひらめいて、観客に超おかしな奴だと見てもらうためにヒップホップという方法をとったんだ」

シュルタイスはどうやらMassive Attackの曲をFOXのドラマ「Dr.House(原題:House,M.D.)」で知ったらしいが、「ちょっと狂ってるだけ」で物足りなかった。
(ここちょっと訳怪しいです)そこでCypress Hillが登場することになる。

「麻薬愛好家のバンドだけど、"クレイジー"がテーマだった」
「それと、えーと英語でどう言うのかな…"じさつふく"?それでイメージが全部統一されたよ」

そうそう、その"じさつふく"については説明していなかったっけ。彼の言いたかったのは”拘束服”のことで、今回はそれ風の衣装を着ている。白いシャツに茶色の革ベルトと留め金が背中についていて、昔ながらの精神病院っぽいスタイルの。
シュルタイスは"クレイジー表現"発想のためにグーグル検索して、その完璧なヒントを見つけて、振付師でコーチの奥さんでもあるガリーナ・ルトコワに見せた。ルトコワはそれを元にデザイン見本を描き、"じさつふく"のアイデアを本物にしてもらったわけだ。

パシフィックコロシアムには、Cypress Hillのファンっぽい人は見あたらなかった。パトリック・チャンに投げるためのテディベアを抱えた人、長時間かけてジョニー・ウィアーのバラ冠をせっせと作っている人、そんな人ばかりだった。
それでも、シュルタイスの表現に対する意見はすべて好意的だったらしい。

「みんなが、『フィギュアスケートにはこういうのが必要なんだよ!誰かが何か新しいことをして、観客をちょっと目覚めさせなきゃ』って言ってくれた。だって、僕がSPで使ったようなクラシカルな曲ばかりだとすぐ飽きちゃうでしょ。バリエーションがあったほうがいいんだ。僕が見せたいのはそういうこと」

ちなみにスウェーデンには先進的なフィギュアスケーターの歴史がある。1901年、ウルリッヒ・サルコウは世界初となるジャンプを大会で成功させた。後足の内側エッジで踏切り、外側エッジで降りる - 「サルコウジャンプ」がスポーツの辞書に記された瞬間だった。サルコウはまだ冬季大会がなかった1908年にフィギュアスケートで初めてのオリンピック金メダルを獲得している。
2010年のメダリストもみんな1回ずつトリプルサルコウを跳んだ。でもそのうちの誰一人としてヒップホップを使ったりはしなかった。金メダルのライサチェックは「シェヘラザード」、銀のプルシェンコは「タンゴアモーレ」、銅の高橋大輔は「道」。

シュルタイスはこの日、そのクラシカルなSPがいまいちの出来だったため、フリーは22位でのスタートとなった。
(ここでそのロシアの作曲者の説明があるんですがちょっと不明…)

そして、フリーで成功させた4回転は13位(フリー順位)となるに充分の材料となり、初めてのオリンピックとしては期待以上の結果を残し、今シーズンはヨーロッパで12位となった。

でも彼はコンポーネントのinterpretation(音楽解釈)が6.60しかなかったことが不満らしい。

「僕はクレイジーだったのに、あれで音楽解釈が足りないっていうの?」





他所のニュースでも、バンクーバーはマリファナが蔓延してる土地だという…
考え過ぎかもしれないけど、もしかしてあの謎演技は最初からオリンピックのために作られたプログラムなのではないか?

アドリアン、恐ろしい子…!

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フィギュアスケート好きでゲーム好きの社会人です。twitterもやってます。

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2010/03月開設
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